公益財団法人小川賢太郎奨学財団

お知らせ INFORMATION

奨学生交流会を開催しました

2026-03-30

 2026年2月10日(火)に奨学生交流会を開催し、当財団の第1期奨学生8名(大学1年生)が参加しました。約1年ぶりに再会した奨学生の皆さんは、互いの大学生活や学びについて語り合い、和やかな雰囲気で交流会が始まりました。

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■ 第1期奨学生による活動報告

 大学で印象に残った授業、新しく挑戦したこと、これからの目標などを一人ひとりが発表しました。奨学生たちは、専攻分野が異なる仲間の発表を聞くことで、刺激を受けた様子で、2年次から本格化する専門科目への期待や意欲につながる時間となりました。

《参加者の声》
・他の奨学生の発表を聞いて、「自分ももっと頑張ろう」と刺激を受けた。
・それぞれの専門分野に対する情熱が伝わり、学びに対する意欲が増した。

■ 華道体験

 今回の交流会では、奨学生が日本文化に触れ、多様な価値観を学び、視野を広げる機会として「華道体験」を実施しました。
 華道家元池坊の三浦映子先生を講師にお迎えし、生け花の歴史や三浦先生のご経験についてお話しいただきました。また、江戸時代初期に華道家元池坊の二代目 専好(せんこう)が確立した、伝統的な様式「立花(りっか)」の実演もご披露いただき、奨学生たちはその迫力と美しさに見入っていました。
 その後、奨学生一人ひとりが同じ花材を用いて、自由な発想で「自由花」に挑戦しました。それぞれの個性が表れ、創造性を発揮する時間となりました。

《参加者の声》
・日本文化を教科書的な知識ではなく、実際に体験することで感性を養う大切さに気づいた。
・他の奨学生の作品を鑑賞することで、個性を認め合う大切さを実感した。
・立花の実演を間近で見て、華道の力強さと繊細さが共存する美しさに感動した。

①「専好立花(せんこうりっか)」の実演

②「専好立花(せんこうりっか)」の93の型のうち、今回は19型を披露

③「自由花」に用いる雪柳を斜めに切り、剣山に挿すために準備

④自由な発想で取り組む「自由花」の制作

⑤華道家元池坊 三浦先生による奨学生の作品への講評

⑥個性あふれる「自由花」を互いに鑑賞

⑦華道家元池坊 三浦先生が制作した「自由花」

【使用した花材】
 ・ラナンキュラス
 ・スイートピー
 ・ゴット
 ・雪柳

 今回の交流会は、奨学生が1年間の学びを振り返り、仲間と交流することで新たな視点を得るとともに、日本文化に触れ、自分の将来や社会との関わり方を考える貴重な機会となりました。
 当財団では、今後も奨学生の皆さんが多様な価値観に触れながら成長し、将来、さまざまな分野でリーダーシップを発揮できるよう、継続して支援してまいります。